エッセイ カンベ

日々の散文 食多め

雪の表現:川端道喜 雪もち

和菓子は五感で楽しむお菓子だと言いますが、まさにその通りだと思います。

名前から始まり、見た目かのイメージを味や食感、香りと紐付けて行く。

 

餡子や粉は何種類とあるので表現したい物を考えながら、色彩、香り、歯ざわり、口どけ全てをイメージと結び付け丁寧に誂えているのだろうと思うと、こんなに奥ゆかしい食べ物はなかなか無いのではと思うから凄く好きなんですよね。

 

唐突ですが、冬は雪。

雪と一口に言っても色々な雪があります。

レミオロメンでお馴染みの粉雪から淡雪、綿雪、牡丹雪、玉雪、餅雪。

同様に雪と言う銘が入っていても勿論様々なお菓子があります。

 

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 川端道喜:ゆき餅

 

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以前記載した初ゆきに比べ中の餡は見えず、しっかりと雪が降り積もった様です。

 

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ゆき餅は粗めの漉し餡を道明寺の生地で包んでいます。

 

 

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 ゆき餅は餅生地がしっかりな上に中の餡子も少し荒い漉し餡です。

 雪にぐっと押され大地も硬くなりますもんね。

初ゆきは名前の通り口どけの良い餅生地でとても滑らかな漉し餡を包んでいて、総じて柔らか淡い感じでしたがゆき餅は食べた食感がしっかりとしています。

 

 

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 一色のみで表現する所がやはり大好きです。